2008-12-30

軍艦島DVD+驚異の小宇宙・人体II DVD

年末に素晴らしいDVDが二つも出まして。
両方買っちゃったわけです。


ひとつは、軍艦島のDVD「軍艦島オデッセイ~廿世紀未来島を歩く~」。
現在の様子はもちろん、当時の様子をおさめた貴重なカラーフィルムも収録されています。
さらに元島民の方へのインタビューも。時間をかけてしっかりと作られています。
決して興味本位でふざけて作っていません。真剣に軍艦島と向き合っています。
ますます行ってみたくなりました。一般公開が始まり次第、行ってみるつもりでいます。
(一般公開用に整備されてしまう、という側面もありますが)


もうひとつはNスペ「驚異の小宇宙・人体II」(1993年)のDVD-BOX。
I と III については既に出てたんだけど II のみ DVD 化されてなくて。
ファンとしては何年も待ち焦がれていたので感無量です。
そして宇宙を漂う脳のオープニングを観た瞬間、「うおー綺麗!」。
まぁ、時代的に HD ではなく SD なのですが、それでも再生を繰り返して劣化した VHS に比べたらもう!全然綺麗です。
しみじみと観てます。

2008-12-27

Bio_100%

スラッシュドット経由

その昔、といってもひと昔。15年くらい前。
PC-98 といえば MS-DOS。
DOS といえば DOSゲー
いやー、やったね。起動ディスクでフォーマットしたフロッピーに詰め込んで。
バッチファイルでメニューも作ったりなんかして。
中学校時代にお世話になりました。

そしてフリーのDOSゲーといえば「Bio_100%」だったわけで。非力な386マシンでもサクサク動き、FM音源のボードがなくても大抵ビープ音でBGMや効果音を聴けたのも良かった。

数年前にサイトを見たことがあったんだけど、いま見たら凄い進化してて驚いた。インタビューでは照明やヘアメイクに気を使っているようで、結構お金掛かってる感じがします。すげぇ。
まさに Bio_100% のすべてが分かるサイトになってました。

そしてこのサイト、当時のゲームの BGM が公開されているのです。もちろんビープ音で!(FM音源のもある)
Super Depth とか、超なつい! 蟹味噌、雪合戦、やったよね~(はるな愛)。
FLIXX というマウスを使うやつが結構好きでした。

CDプレゼントの企画もあるようですよ。

2008-12-24

LIGHTOPIA

日曜日、光都東京・LIGHTOPIAの展示のうちの「和田倉橋と周辺の景観照明」(皇居外苑)と「アンビエント・キャンドルパーク」(和田倉噴水公園)を観にいってきた。


お堀のライトアップ。
あえてホワイトバランス変えてみました。


和田倉橋の上から。
ハイライトが飛んでしまった。
まだまだ修行が足りない。


灯篭的なキャンドル。
著名人によるイラストも多かった。


ヤワラちゃん絵うまいなー。

2008-12-23

本日の思考

世の中に閉塞感が漂い、方向性を模索しているとき(良くも悪くも転機である)は、いろいろな言説が出てきて然るべきと思う。今日はちょっとごにょごにょしてみたいと思う。

製造業は日々の生産活動を通じて有限資源を時代が求める価値あるものに変換している。
IT系などの非製造業は特殊で、有限資源を燃料にして提供される無形商品は、情報整理のツールや物理世界へ良いエフェクトをもたらすための準備支援である。もしくはエンタテインメントである。

我々は便利な世の中を目指して頑張ってきた。でも十分便利になった気もする。という言説はありがちではあるけれど思うことがある。
便利ってなんなのかな。便利の意味って色々あるかも。若者が考える便利とお年寄りが考える便利は違うかも。そもそも、利便性の追求に終わりはない。

どの水準までいけば便利な世の中といえるのか。これ以上はさすがに怠慢だという水準は設けられないか。我々はどうなりたいのか。我々は、便利と引き換えに負わざるを得ない「代償」の面についても偏見や政治圧力に負けないクールな思考ができているか。
(資源、食料、水、人口増加、発達した交通網と新型ウイルス、アレルギーと衛生環境と免疫形成(適度に不潔が良い)、飢餓人口より多い肥満人口、死生観と介護と延命、など)

経営者はもちろん、まだまだ高みに登れると思っている。
経済が成長するには時代に即した便利な商品を投入し続けるしかないのだ。
いまさら便利じゃない商品を売ったところで収益が上がるわけがないし。
どうにも経済成長を止めるわけにはいかないのだ。
我々がその恩恵を受けて快適な生活を送っている以上、これを全否定するわけにはいかないが、不要なものは不要と言うべきではないかと思う。企業もその代わりに世界の諸問題について考えるべきだと思う。

経済はうまくバランスをとっていくのか。自滅の道を進むのか。

文明崩壊」を知りました。この本に何かヒントがありそう。年末年始読んでみたいと思います。

#僕は Google Map / Earth が要らないとは思わないけど、ストリートビューは、その土地を実際に訪れて景色を見たいという気持ちが半減してしまう。あと不動産屋が怠慢になる。

#ガジェットでいえば、電子ブックリーダーは要らないね。「紙」という媒体の優位性には負ける。紙は携帯性に優れ、書き込め、折り曲げられ、切り取れ、保存性に優れている。なにより電源が不要。逆説的なので当たり前すぎるけど。
情報配信・収集はネット中心の今だからこそ、本は今のままで丁度良いのだ。

2008-12-18

マイナスイオンドライヤー

専門の時からだからもう10年使っていたドライヤー。
ワタクシ現在髪が長く、先日毛先が吸い込まれてしまって「ガッ!」とファンが止まった。
スイッチ切って引っ張ったら取れたので良かった。そのままメリメリ頭皮ごとベルンと行かなくて良かったです。(ドライヤーにそんなトルクないです)

で、以降スイッチ入れるとカラカラ言って回転数落ちてるし常に焦げ臭いので、ドライヤーを買い換えた。
静かなのがいいので静かなのを買った。ただ、全然興味ないマイナスイオン発生装置がついていた。数年前流行したアレです。ってか、ほとんどどれもついてる。まあ、どーでもいいんです。乾けばね。

ドライヤーの取扱説明書(ドライヤーにも説明書がある)にていねいにマイナスイオンの説明があります。

一般に髪はプラスに帯電しやすい性質を持っています。そこにマイナスイオンを当てることで、髪に水分が浸透。さらに髪の表面をやさしくコートするので、髪の水分率をキープ。静電気も中和して、髪のまとまりをいっそう良くします。

てことでよくわからないけどそういうことだそうです。
マイナスイオン自体は懐疑派ですが、これに関しては髪サラサラに一票ということでイーブンでいきたいと思います。

あと、「こんなときは」で

・マイナスイオン吹出口の中で火花が発生する。
 →電極の汚れによる異常放電です。→掃除をする。

ということで、なんかチョット怖いのと、面倒くさいですね。
あと、サッキからなんか自分の体から焦げたバター臭が漂ってくるんですが。ホタテのバター焼きは食べて無いのに。

・特有の臭いがする。
 →微量のオゾンが発生しているためで人体に害はありません。

Wikipedia には「高濃度では猛毒」とあるんですが・・・。
まあ、乾きゃいいんだよ、乾きゃ。

#オゾンは水道水の殺菌など、工場では割と日常的に用いられる模様。

2008-12-14

石神井川(下)

先週に引き続き、石神井川散策の続き。
座って画面の仕事をしてると、こうしてたまに衝動的にぶらぶらしたくなることあるよね。

先週は練馬区向山のとしまえん付近から東武東上線中板橋駅付近まで川沿いに歩いた。
今回は、続きの中板橋から隅田川に流れ込んでいるのが目視できる終点まで歩いた。


前回終了ポイント。ここから再開。


隅田川から 6.4 キロメートルと書いてある。


バイク等の。


首都高5号線 板橋本町料金所下をくぐる。


「板橋」の元になった板橋だそうです。


帝京大学を過ぎたあたり。






埼京線高架下。何とここに千川上水が流れ込んでいるらしい。
ご苦労様です。


案内板は残念なことになってますが。


北区に入り、滝野川とも呼ばれる地域。
音無緑地。


グァグァ。


「つっついて~」「カッカッカッ」byリズム天国ゴールド
が頭の中で鳴った。


ここで桜の名所・飛鳥山公園と王子駅を越えるため、地下に潜っている。


飛鳥山公園でお昼。
春来たならばどんなに桜がキレイだろう、と途中何度も思った。
でも人多いんだろうな。


王子駅の地図でよく分かるんだけど、石神井川(右下から左上に流れる)の一部が分けられて音無親水公園を通り、駅の裏でまた合流しているのだ。
音無親水公園は古風でなごみ系。おすすめです。


駅の裏で石神井川にまた会えた。
この橋まだ表札(?)付いてないね。


終点が近くなり水かさが増し、流れがゆったりしてきた。


首都高中央環状線。この下が川。
エライもんこさえたもんだ。


最後の延びをみせる石神井川。


堀船という地区。この先で隅田川に流れ込んでいるのが見える。
というわけで、石神井川終点です。


おつかれーな、隅田川。


おつかれ~。

終点地点のマップ:



おまけ:異空間

ゴゴゴ・・・

2008-12-12

渋谷川をもうちょい思考

人に言われたらやる気出ないけど自分で思いついたら俄然興味。ひとりでニヤニヤ。でも熱しやすく冷めやすい。あっさりとブーム終了。そんな典型的B型。

渋谷川」についてもう少し調べてみることにした。



そもそも、渋谷駅周辺の地図をみたとき(これは交番の地図でも駅のホームの地図でもいいんだけど)、普通はまったく気にも留めないことがある。それは、「この川は駅に突っ込んでるけど、その先一体どうなっているのか」ということだ。
いや、むしろ「川があるって今気づいた」という人のほうが多いかもしれない。
そんな渋谷川。
「その先」というのは実は上流なのだけど、調べてみると川に詳しい方々の解説が色々と出てくる。

渋谷駅から上流は全部暗渠化されて地下を流れるから、地上からは直接確認できない。
その地下の流れを示したのが、こちらだ。

どうやら渋谷川は北の方に向かい、表参道付近を通り、神宮外苑のほうに延びているようだ。そして、新宿御苑を源流としているようだ。
渋谷駅のほんのちょっと北のところでは「宇田川」と合流している。地名にもなっているこの川も、今となっては暗渠化している。

駅周辺に関しては上記ページおよびこちらに興味深い事が書いてあった。西武の連絡通路は川(宇田川)があるために地階には作れなかったこと。東急東横店東館の真下に川が位置しており、渋谷川は「日本で唯一百貨店の下を流れる川」(Wikipedia)とのこと。

きょう会社帰りに実際にこの付近を歩き、iPhone で撮ってきた。


シブヤ西武 A館B館 連絡通路下。
実はこの下に宇田川が流れている。


ってことは方向的に、ここ通っていってるのか。


山手線ガード下すぐ右の、ベース屋さんの隣の駐輪場。
この下に宇田川と合流した後の渋谷川が流れているようだ。
奥のほうに渋谷川の説明板がこっそりある。
川はそのまま東急の下へ。


東急東横店東館。この真下に渋谷川が。


館内のエスカレーターが上げ底になっている。
普通は機械類を床下に埋め込むところ、川が流れているために掘れなかったらしい。
他のデパートでもこういうのがもしあったら、上げ底にした理由があるのかもしれない。

すげー。面白いね!
普段とまったく異なる視点で駅構内をうろついた。

なお、渋谷駅南から下流の渋谷川は普通に外に露出しており、途中で「古川」と名前を変えて竹芝のあたりで東京港に注いでいる。



#もしかして明日深夜のブラタモリで渋谷川について触れるかな?

2008-12-09

石神井川(上)

住んでるアパートの近くを流れている石神井川(しゃくじいがわ)。通勤の道と逆方向ということもあって6年住んでるのに今まで全然関心がなかった。
石神井川は小平市から、石神井公園の近くを通り、としまえんの敷地内を突っ切り、板橋付近を通り、北区で滝野川という別名がついて飛鳥山公園と王子駅をくぐり、隅田川に注いでいる川だ。

川って結構、好きな人多いのかな。タモリも好きでしょ? 実は調べているうちについ最近タモリ倶楽部で石神井川についてやったらしいということが判明。全然知らんかった。のでちょっと悔しいというのもあり、歩いてみたくなり、こないだの日曜日、自宅付近から中板橋まで歩いた。

あと都心の川のテーマといえばもうひとつ、暗渠(あんきょ)。フタをして道路を敷いちゃって存在を消しちゃった川。NHKの熱中時間でやっていたね。ミュージシャンの人が渋谷の暗渠の中に入ってかつての春の小川に思いを馳せて歌っていたね。
僕の住んでる練馬付近だと千川上水(の大部分)が暗渠らしい。その上に千川通りがあるのだ。へー!知らなかった。

でも暗渠を訪れるとしたら臭そうだし、楳図かずおのマンガじゃないけど、人間が気づかないうちに暗渠の下で何かイキモノ達がうねうね進化してそうだから、やだ。

ということで、とりあえず石神井川の散策なのです。


こんな感じの川。


水はかなりキレイで鳥もいたよ。


冬の晴天とイチョウがいいね。


もこもこだね。


橋も結構、個性的なんだよね。




おまけ:池袋

2008-12-05

メモ

・Nスペ 人体 II がやっとDVD化されることになり、かなりうれしい日々。Amazon で予約済み。ついでに軍艦島のDVDも予約した。
・コトリンゴの to stanford の凄いサカモトナイズっぷり(聴いた瞬間にサカモト印が見えた!)・・・ってわかる人いないか。
・為替が下げ止まったらFXリベンジしたい。まあ、来年かな。ゆっくり、落ちついて。

2008-12-01

首振りトナカイ

あるページの一部をコピってGmailに貼り付けて友人に送ったところ、エンコードがなぜか「GB2312」というの(調べたら簡体中国語だった)になって文字化けしてしまった。どうやらコピペ内容の一部にUnicodeにしか無い文字があり、Gmailが勘違いしてメールエンコードを変えたのが原因のようだ。



これは渋谷マルキュー前の電飾トナカイ。
みんな気づいてないかもですがね、コイツ、よーく見ると首振ってるんすよ。地味に。
機会があったら首がもげる前に見てみてください。