2009-12-31

AVATAR を観た(ネタバレ)

「AVATAR」を観てきました。
字幕版を、3Dで。
すげー、すげー。

(これから行く人は、ここまで。)

3D には Dolby 3D Digital Cinema テクノロジーが使われています。専用メガネ(要返却、盗難防止タグ内蔵)で観ます。輝度は若干落ちますが、すごくシャープな見え方で良いです。

3Dのことは置いておきましょう。
最近元気のない感じのハリウッド映画ですが、これぞハリウッド的な正面突破で来ました。が、正直、大好きなんですよね、私。グーニーズやターミネーター、ダイ・ハードを観て育ちましたし。

やっぱ「対立」と「愛」、そして「戦い」→「危機」ときて「勝利」ですよ。あと「派手な爆発」、この爆発がきわめてカタルシスな作用をもたらすんですね。大爆発があってこその再生ですからね。

それから時事ネタをテーマに入れてること。「AVATAR」ではあきらかにMMORPGのアバターを連想させ、さらに環境問題もしれっと入れています。

キャラクター(青い人たち)を人間に似せないことで、CGにありがちな不気味の谷現象を回避している点。人間じゃないもーんっていう。

マトリックスは仮想空間へのコネクトでしたが、この映画では(ストーリー上は)現実の空間にコネクトしている点が面白いです。
逆にマトリックスと同じなのは「素人」のはずの主人公が不死身のスーパーマンになっちゃう点。まぁよくあることですね。

ヒロインの子が泣き叫ぶシーン、声に本当に感情がこもってて泣けました。うまいなあ。日本の声優陣も見習ってほしいです。(吹替版を観てないけど。)

CGのディテールが凄いので、ブルーレイが出たら欲しいかも。ブルーレイプレイヤーをまだ持ってないんだけどね・・・

「2012」と天地の差・・・

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2009-12-29

入れた iPhone App まとめ 2009

現在 iPhone 3GS に入れてある App です。
ページをめくるほど使用頻度が落ちていきます。
なるべく不要なものは控えてページ数を減らしたいのですが。
(ゲームとか全部要らないかもなぁ・・・)

思うに、増え続けるアプリに対してホーム画面は限りがある。
従って本当に良質の一部のアプリだけが選ばれて、他はみな敗者というふうに淘汰されると思う。
うーん iPhone App バブル崩壊目前かなぁ・・・。

特筆したいアプリだけコメントします。



乗換案内:先日、練馬高野台駅で人身事故で止まった際、その電車の中から「ライブ」に投稿したのは私です。



TOKYO FM:先日TFMが完全サイマル始めましたね。これがその受信アプリ。音質はシュワシュワ言って結構悪いです。
TUN3R:選局方法がユニークなネットラジオアプリ。サンプルの再生ボタンを押してから座標軸をフリックすると、まるでアナログラジオをチューニングしてる感覚で選べる。実際のストリーミングを聴くには「Listen Live Now」。Wi-Fi 推奨。
BB2C:たしかにPCで2chを見なくなった。



楽器系:ほとんど使わないなぁ。。
パズル系:ほとんどやんないなぁ。。



Real Racing:評価高いし、実際、すごいです。
Myst / Myst Japan:MYST好きとしては当然ですね。Riven以降も出ないかなぁ。



写経TYPE:タイピング練習と同時に般若心経を覚えられるという変わりモノ。
Optiscan:QRコードスキャナ。任意データも作成可能。文字エンコードも選べて便利。



Password:急にランダムな文字列が欲しくなるような人向け。
Geotag Editor:撮影済み写真のジオタグの位置変更・削除ができる。自宅の写真をメールで送ったりする人は、事前にジオタグの削除をしよう。
Mobilee:このシリーズいくつかあるみたい。A-Bフェーダーでレコードを替えるようにミックスできるDJアプリ。暇なときにやると結構燃える。音源は残念ながらプリセット固定。



Star Walk:星座早見盤。シンプル。



FlyCast:今までネットラジオこれでしたが、広告がうざすぎるので TUN3R にしたのでした。。

以上でした。

2009-12-27

群れの感覚

コンビニのレジってさっきまでガラガラだったのに混む時は一気に混むじゃん。
ファミレスで集団が帰りだすと他の集団も帰りだす。

あの無意識下の、あの皮膚感覚。集団が動いた時に感じる心のざわめき。なんとも言えない焦り。
すごく本能的な感覚だと思うんですよね。

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2009-12-24

Google 日本語入力での ↑↓←→

Google 日本語入力、使っています。
軽快な動作&サジェストが良い感じです。
思えば IME ってケータイでの進化は著しかったけど、PCでは結構ほったらかしにされていた様な気がします。Google が出したのは必然だったのかも。

ところで矢印記号(↑↓←→)、JIS や SJIS 上にあるのでメールなどでも安全に使えることもあり、僕もよく使います。MS-IME では「うえや」「したや」などで変換でき、Google 日本語入力 でもこの読みで同様に変換できるのですが、もっと簡単なキーシーケンスを発見しました。

[zh] ・・・ ←
[zj] ・・・ ↓
[zk] ・・・ ↑
[zl] ・・・ →

他にも、

[z「] ・・・ 『
[z」] ・・・ 』
[z、] ・・・ ‥
[z。] ・・・ …
[zー] ・・・ ~

※わーい、と思ったら既に気づいてる人が結構いた。
※最後のニョロ、Win では Shift + ^ と同じコード(Unicode: 0xFF5E)だけど、Mac ではどうかな?
※z+?というキーシーケンスは UNIX 系のエディタ Mule の IME での文化らしい。

なお、「ゐ」「ゑ」の入力方法は:

[wyi] ・・・ ゐ
[wye] ・・・ ゑ

とのことです。

2009-12-23

オタクの再確認 (2)

さて、現在のオタクの主流、「萌えヲタ」 = 美少女好きオタクの続きです。

今日のアニメ文化の台頭により、以前から存在した三次元萌えよりも二次元萌えの方が勢力を伸ばしているように思います。で、ロリコン(少女好き)の中身も、80年代あたりでの視点と現在の視点とでは文脈が大きく異なってきているのではないかと思います。岡田氏が言っていたように、いまはオトナが子供のままでいたいと思う時代だから、オトナ目線でのロリコンというものが崩壊しているのではないかと。代わりに立ち現れているのは、子供(外見はオトナ)が、精神的に同年代の中高生の少女たちが好き、という視点ではないかと。そう考えれば、彼らの恋は「本物」です。彼らを入れている「入れ物」が少々歳くってるだけです。

以下の引用は、犯罪に対する抑止力になりうるという点で僕も同意します。
二次元の対象で安全に性欲を処理することによって実際の犯罪に結びつかなければ、こんなに平和なことはありません。

■ゲーム、マンガ、アニメなど二次元のエロ表現、特にロリコンものを性犯罪と結びつける主張が最近よく聞かれます。それについてどう思いますか?

躍起になってスケープゴートを作ろうとしているのは、それをすることによって何かしらのメリットがあるからでしょうか。しかし、これらによって犯罪率が上がるというのならばそう主張する側が具体的に証明する義務があるはずです。あるいはそれができないから、メディアを使って印象操作をしているのでは?と邪推してしまうのが正直な気持ちです。実際に日本より規制が厳しい国の性犯罪率がどうなのかを見れば火を見るより明らかな話で、子供達を守るためという目的からすれば、逆に抑止力になっている可能性すらあるこういった表現の抑圧は百害あって一利なしです。
ひとつだけ言わせてもらえば、ロリコンの大多数の人間は犯罪なんてしません。例えばもし僕ら全員が異常者だったら、いま頃世の中はとっくに大変なことになってますよ。あたり前のことですが、趣味の世界を一歩離れればみんな家族も友人もあり、生活がある普通の人間です。決して得体の知れない化け物じゃありません。仮にひと握りの犯罪者が出たとしても、それは一般の人たちの犯罪率と同じか、もしかすると低いかもしれませんよ。先ほど言った抑止力という理由もありますが、例えば僕のように基本的に二次元の少女にしか興味がないタイプも多いですからね。

(ロリコン ─ 日本の少女嗜好者たちとその世界 / バジリコ p.127 同人誌作家への匿名インタビューより)

ラブプラスケーキ



「見ろ! ラブプラス好きがゴミのようだ!」
 ── ムスカ

2009-12-10

Google パーソナライズド検索 無効化

グーグル検索が薄気味悪いぐらい自分色に - Gizmodo Japan

Googleアカウントにログインしていなくても、Cookie ベースで検索結果が自分の嗜好にあうようになったようです。
これ、マーケティング担当者は注意です。
「やったー順位上がった~」
と思ったらそれはあなたのブラウザのみのお話、ということもあり得ます。

いままでログイン状態では、「ウェブ履歴」というのがあって検索フレーズをサーバーサイドでどんどん記録しているのは知ってました。なので最初出たとき「怖えぇ~~」と思ってすぐさまオフ(履歴収集の一時停止)にしましたが、今回はログインしていなくても Cookie ベースで記録していき、嗜好にあった検索結果を提示するようです。

ログイン状態での履歴収集の停止と、未ログイン状態の履歴収集の停止は手順が異なります。

まずログイン状態における履歴収集の停止です。

何かを検索した際の検索結果の画面で「ウェブ履歴」をクリック。



「アイテムを削除」-「すべてのウェブ履歴をクリア」をクリック。


確認画面で「履歴をクリア」をクリック。


これで収集済みの履歴がクリアされるとともに、履歴の収集が一時停止されます。


※「ウェブ履歴」サービスそのものを完全に停止してアカウントから削除するやりかたもありますが、私は一時停止にしました。

次、今回の未ログイン状態での停止手順です。

上記同様、何かを検索した際の検索結果の画面で「ウェブ履歴」をクリック。



「検索内容に基づくカスタマイズを無効にします。」をクリックでOK。



注意1:設定は Cookie 保存のため、Cookie を消すとこの設定も元に戻ってしまいます。
注意2:複数のブラウザを利用の場合、ブラウザごとに設定が必要です。

2009-12-07

オタク擁護記事→否定

こんなのもありますよ。
いわゆる 2ch まとめサイトの一つです。

”ただし、イケメンに限…らない”女性も! オタクを選んだ美人女性「オタクは紳士、一途で誠実、2次元にしか浮気をしない」

文脈的に、二次元美少女好きな「萌えヲタ」(=現在のオタクの中心層) の人たちのことを言っていると思われます。

せっかくネタ記事で、「オタクの人は実はとても素敵」的なオタクを全力で擁護する内容が書かれているのに、当のオタクたちによって「んなーこたーない」と否定。レスを見ていると浮かんでくるのは、「そもそも2次元にしか興味ない」という趣旨。これは実際のところ、かなり正直な部分だと思います。
萌えヲタにしてみれば当然ながら二次元対象物との関係を最重要視したいわけで、三次元の女性と付き合うなんてのは「そっちの方が浮気だよ!わかってねーなー」という具合なわけですね。

2009-12-05

オタクの再確認

最近仕事で、隣の席のディレクターがアニメソングに関する番組を作っていて、ピンク色の声をしたアニソンが半強制的に聞こえてくる(よく知らないけど、「らき☆すた」とかそういう人気のあるやつ)。

アニソンが好きならこれは仕事のはかどる最適なBGMかもしれないが・・・正直、きつい。
「マイダーリン」とか、「うんだかだ~」とか。
聞くまいとすればするほど、イライラしてきてしょうがない。
いっそのこと口あけてホェ~って聞いて洗脳されたほうが楽だ。
でも私はかたくなに自分を防御し続けている。

そもそもこのイライラは何が原因で、何を意味しているのか。

いま、「ロリコン」という題の本を読んでいる。日本におけるロリコン文化とその歴史を考察したものだ。
思えば、アニメとロリコンの関係性について長い間漠然とモヤモヤしていた。この本に理解のための何らかのヒントがあるのではないかと期待し、買ったのだった。
私はアニメもロリコンも、変な偏見を持たないようになるべく正確に理解したいと思っている。
ロリコンはおそらく個人の妄想の範疇において安全な嗜好であり、当事者も十分な良識を持って実践していると思う。

アニメとロリコンの関係を探る前に「オタク」の再確認をしようと思い、1年以上前になるが、ラジオ版 学問のススメ岡田斗司夫氏が語っていたポッドキャストを引っ張り出して聞きなおした。


■ラジオ版 学問のススメ Special Edition 岡田斗司夫さん [前編]
 (2008/6/24 に配信された podcast)より要点列記


・岡田氏のオタクの定義:「いい歳して子供っぽいものが好きな人」

・広義には、漫画やアニメはもちろん、小説、ミリタリー、鉄道など、様々なジャンルでマニアックな人たち。

・オタクは細分化しているが、現在の主流は「萌えヲタ」。=美少女好きな人。

・引返しのつく10代のうちとかは、多分まだ「マニア」なんじゃないか。引返しがつかなくなって、これが俺の道だと自覚したころから「オタク」になるんじゃないか。

・オタク原人:昭和20年代生まれより前、オタク第1世代:昭和30~45年生まれ、第2世代:いま30歳~40歳の人。第3世代:いま20代の人。第4世代:いま10代。

・第4世代のあたりは、もうオタクとは呼べない。美少女好きではあるが、オタク定義「いい歳して」から外れるため。「オトナ」なのに子供っぽいものに興味を持ってしまう点にこそコンプレックスが潜むのだが、10代のそれにはコンプレックスは存在しない(全力でまっすぐに好きなのだ)。さらにそれどころか、全年代のオタクたちが「オトナ」ではなくなってきている(「オトナ」をやめようとしている)。「オトナ」にならないほうが得だと気づいたのだ。

・この20年間で、オタクに対する偏見はかなり解消された。「電車男」が支持を得たり、芸能人などが自分がオタクであることを公表したりなど。オタクは一定の地位を確立した。このことが同時に従来のオタクの概念を解体することとなった。=その意味で「オタクはすでに死んでいる」。(岡田氏の持論)

・幼少期において、親が子供にお小遣いを渡す(親が検閲の後に買い与えるのではなく、子供が自分で欲しいものを買う)という日本の文化が、その人のオタク化に関与している可能性がある。

・オタク定義の「子供っぽいもの」が「美少女っぽいもの」に変質してきた。アキバ系に限らず日本人全体の変化として「美少女」が好きになった。=日本人全員が子供っぽくなった(「オトナ」になりたくなくなった/「オトナ」を少しでもやめようとしている/子供の心を持ち続けることが良いこととされる)。

・現在の「萌えヲタ」はつまり、大人のようで子供のような中間的な人たち(極端には日本人全員)が「美少女っぽいもの」を好んでいる、という構図である。

・岡田氏はこれを「昭和という時代が終わった(昭和型の日本人が死んだ)」と位置づけている。昭和型の日本人=早く大人になりたい(上昇志向)。平成型の日本人=大人になりたくない。子供のままでいたい。

・「萌え~」の言いはじめは割と最近で約10年ほど前から。日本人の 昭和型 → 平成型 への変質時期とほぼシンクしている。

味覚(刺激)調査

恋愛消極派の20代男性は味覚もライト 「草食系」裏づけ - 産経新聞

プレスリリース - キャドバリー・ジャパン

草食系ときいて。

こういうリリースはいつもちょっとイラッと来ますね。
アンケートベースでアカデミックではない調査は、まず信用しないほうがいい。
たぶんこれは販促戦略の一環でしかないと思う。
ニュースサイトを通してプレスが出ることで、妙な信憑性を持つので注意です。

これは先に結論ありきのタイプ。「20代男性は草食系だから、きっと低刺激が好みに決まってる」とか思って調査し、少しでも優位な結果が出たら「ほらね、やっぱり」と言いたいだけなんだと思う。
味覚の嗜好なんてその日の気分によって曖昧だと思うし、草食男子だって刺激がほしいときはありますよ。
それに、

恋愛に消極的な20代男性は、食べ物や飲み物の味もライト系を好む傾向が強いことが分かった。(中略)恋愛に積極的な女子はダイエットに気を使い、恋愛に関心の少ない女性は“ガッツリ系”を好む傾向も浮かんだ。

とかって断定されるとなんかムカつきません?

その上で屁理屈こねますが、

・よく買う「レトルトカレー」「第3のビール」から味覚の「刺激」の嗜好性を判断しているが、このチョイスに充分な妥当性があるか。
・家族と暮らしている場合、そちらの嗜好に影響されている可能性がある。
・首都圏在住者を対象にしているが、出身地によって味覚の嗜好が異なる可能性もある。
・タバコや飲酒、その他要因による味覚への影響の程度が不明。
・年齢変化による味覚への影響の程度が不明。
・個人の生育環境、時代背景に味覚の嗜好を左右する要素があるかもしれない。
(例えばうちの父親(70代)は戦後貧しい中に育ったので、その反動で極端な味が好きな傾向がある)

2009-12-04

色々

『学習』『科学』休刊のお知らせ - 学研
http://www.gakken.co.jp/news/hd/200912/20091203.html
# 時代の流れ

都道府県を擬人化
http://2r.ldblog.jp/archives/1578556.html
# 腐女子向け?

アルカリ加水分解葬
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-12736720091202
# 環境に配慮した埋葬方法の一つとして米で計画
# 二酸化炭素排出量90%オフ
# ほぼ100%火葬の日本でも議論が生まれるのではないか
# エコとモラルは両立するか

iPhone に交換レンズを無理やりつける Mod
http://cow.mooh.org/2009/12/phone-o-scope-attaching-slr-lenses-to.html
# かなり本気

Google 日本語入力 はまだ使ってません。

2009-11-30

派手な電飾

某普通のマンション前、主張しすぎの電飾。

2009-11-25

One Free Song


近所の交差点

今日、例のごとくエモいコード運びにやられまして
BUMP OF CHICKEN - R.I.P. / Merry Christmas
を HMV で買ったら、「One Free Song」という iTunes カードをもらいました。
なんか「One More Thing...」みたいね。
うれしいけど、これ使ったら余計CD売れないんじゃ。。

2009-11-11

売れまくりのあの人

“勝間和代ブーム”のナゼ? - Voice+

勝間和代を斬っている。しかも私もいくつか本を買ったことのある斎藤氏が斬っている。いいねぇ。(ニヤリ)
ただ批評するんじゃなく、絶妙なバランスでクールかつアイロニカルに指摘する感じが好き。

先日茂木健一郎が「忙しすぎて」所得申告漏れ、というニュースもありましたが・・・、めちゃくちゃ売り込んでいて、忙しくて忙しくて、どこへ向かっているかというとどこへも向かっていなくて、忙しいこと自体が自己目的化している人たちを見ると、痛いなぁと思ってしまいます。

これを読んで、やっぱ私は「そっち側」じゃなくて「こっち側(斎藤氏の視点)」だなぁ、と思いました。

2009-11-09

The Tower



12月からは表参道のイルミネーション、見たいですね。11年ぶりですってよ。

2009-11-02

メモ:テレビ

20代男性のテレビ視聴に関する調査結果、テレビを見ないことはないが見かたが変わってきている、という文脈上での一文の引用。
もちろん3スクリーンなんていわれる時代だし、視聴スタイルの変化は以前からとっくに言われてますけどね。

(前略)この「好きだが流し見」は、20代の時事的情報摂取における一つのキーワードと言えそうである。深澤真紀は、団塊ジュニアを中心とする最近の20、30代男性の特徴を詳細に描いた著書「平成男子図鑑」の中で、彼らの情報摂取のありようを示す言葉として「チェック男子」という新語を発案している。物心ついてから情報の洪水の中にいる彼ら世代は、「情報好き」ではあるが、それらをきちんと視聴するかわりに、ただ「チェック」するのだという。こうした傾向はあらゆる分野に及び、テレビもまた例外ではない。何曜日の何時にこれを見るという種の「視聴習慣」はなく、録画や動画サイトなどを活用し同じ番組を何週間分かまとめて見たり、夜中に番組を流し見したりして、とりあえず情報を「チェック」することに長けている人が多いという。(中略)深澤は「情報は必死に探したり、「今ここ」できちんと見ておかなくても「あとで読む」「いつか見る」ことができる」ことに起因している、と指摘する。つまり「好きだが流し見」は、「情報過多」が生んだ一つの帰結と言えるのである。
(「放送研究と調査」 November 2009)


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2009-10-29

雑誌の休刊・廃刊

出版業界もヤバイですね~。
雑誌の休刊・廃刊のニュースが最近目に付きます。

休刊の雑誌一覧 - 富士山マガジンサービスによる
雑誌/休刊一覧(2009年) - 書店員 Wiki* による
2009年度 雑誌 休刊・廃刊情報 - BOOKS ルーエ による

最後の BOOKS ルーエ さんのページには 2004年 から一覧がありますが、なんか 2007年 くらいからすごく増えている気がしますね。気のせいかもしれませんが。

「隔週刊ハリーポッターチェスコレクション」とかは完結ものだろうからわかるけど。

男性誌では 月刊PLAYBOY(昨年の話)、BRIO、Sabra など。
女性誌では Cawaii、PINKY、ChouChou など。
IT系だと DTP WORLD、UNIX MAGAZINE、WindowsServerWorld など。
美容室とかで読むあのデカイ本、STUDIO VOICE も。うーん残念。

2009-10-27

要らないものは要らないと言わなきゃいけない時代

「無垢で子どもらしい」クリプトンの新VOCALOID登場――「Project if...」が始まった - ITmedia

わかっている。一部の人向けのニッチだが重要なニーズということはわかっている。
が・・・・・。

コレもうほんとね・・・、
我々は大人だ。いい加減にしなければならない。要らないものは要らないと言わなければ、情報に押しつぶされる時代だ。かなり憤慨気味に言わせてもらおう。

コレはノーだろう!

どこまで幼児指向が進めば気が済むのか。
我々は既に気づいている。深夜にやるアニメや、秋葉原に氾濫する幼女・少女を主人公にした二次元創作物が、明らかに一部の大人の男性向けに作られていることを。それらが男性の所有欲を源流としていることを。
「顔がプリントされた抱きまくら」のようなグッズが意味するところを。

我々は既にうすうす感じている。このまま進めば、「HENTAI」が日本の主要な産業になってしまうかもしれないことを。

だから冷静な判断が求められている。
大人になろうよ。

僕が偏ってるのかな?

2009-10-25

肉食男の言い訳

いま読んでいる本、フェミニズムに対するバックラッシュの一種であることは否めませんが、男のささやかな言い訳としては一理あるかもしれません。言わんとしていることはわかります。

現時点で私は個々のジェンダーを尊重して乱暴にはまとめないジェンダー・センシティブの考えに賛同しているので、「やっぱ男性社会がいい」的な考えには到底すぐに賛成できるものではありません。同時に「完全に女性社会にすべき」とも思っていませんが。
ジェンダーについて学んでいる人も、たまにはこういう本もいいかもしれませんが、これだけを読むと偏りますので注意してください。

以下の引用などは、まるで女性は尊敬に値しないと言わんばかりで、フェミニストが聞いたら憤慨すると思います。

(前略)このフェミニズムの時代 ─ 金と社会的地位というきわめて男性的な力を手に入れた女たちが、男から尊敬されることを要求し、男を去勢する傾向にある時代 ─ が、同時にかつてないほど女性のファッションが挑発的な時代であることの本当の理由もそこにある。超ミニスカート、胸元あらわなトップ、ストリング、ローヒップのパンツ、ピチピチのジーンズ、アウターにしたセクシーなランジェリーなどなど。まるで男性的なイメージを矯正して埋め合わせ、残されたフェミニンさを強調することで、ズタズタにしてしまった男の性欲をなんとか再生し、おびえる男たちを安心させようと言うかのようだ。メディアの過激な記事やセクシーな下着の氾濫、その昔の性的倒錯に想を得た演出などは、女性が強制する愛と尊敬のせいですっかり萎えてしまった男の性欲を減退から救おうとする試みだろう。
(「女になりたがる男たち」/新潮新書)


まあ、むしろこの言説内では、男たちをおとなしくすることに成功した女たちは、内心ほくそ笑んでいるとは思いますが…。

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2009-10-20

10/18 川越まつり

川越まつりに行ってきました。実は川越自体はじめて。
ちなみに「つばさ」は観てませんでしたので、そっち方面のコメントはできません。。


わー、人多い!


ダシは上の台座が回転します。


あっ、パプリカの世界!


どいたどいたー!

屋台がめちゃくちゃ多かったです。
食べ物には困らない。


あゆとか。


広島焼き的なのとか。
でかい!お昼これにしよう。


うん? ワニつり・・・?


「ワニつり
 ハズレナツ
  300円」

すいません、ほんとすいません。
撮らざるを得なくて。


こういうとこで一杯やるのもいいよね。


古い町並みが一部残っており、風情があります。


古そうな店1


古そうな店2


古そうなそんなでもなさそうな


川越のシンボル、時の鐘。


夜のシルエットってのもいいかもね。


まつりはまだまだ続きます。
むしろ、ハイになってきています。


あっ、お化け屋敷!


見世物地獄!


説明書き:
「爺ちゃん、婆ちゃん
 パパにママ
 ちびっこも安心して楽しめる
 爆笑ライブステージ登場」

このご時世、見世物小屋とはめずらしい。
しかも爆笑ライブステージ。
入らなかったけど・・・。


そんなお化け屋敷と見世物地獄が、
お寺の境内にあるのだ!
ある意味怖い。
異空間。


キツネのお面の踊りの人、うまい。
ただ踊ってるなんてレベルじゃねぇ・・・、
完全に憑依しているッ!

おまけ:


ふ菓子はリュックに入れるのが基本ですよね。

2009-10-17

鬱っぽい社会

まだまとめるには尚早かもしれないと思ったけど、書きたいと思ったときに書くのがブログだと思うので、いつものように中途半端になると思うけど書く。

最近鬱っぽい気分になることがあって、いや最近でもないか元々か。なんというか、鬱っぽい感じになっていることを客観的に認めることができるようになってきて、それは前向きな気分でそれ自体は良くて、このバックグラウンドはなんだろか? といろいろ思考している。
ただ、全然重症ではないと思っていて医者に診てもらう段階ではないとも思っている。こうしてブログに書けるのも重症ではないからだと思う。

まずはともあれ「他の人は普通で自分だけが鬱っぽいのだ」と思うことはやめるべきで、案外みんな口には言わないけど、今週は鬱っぽいなと感じていたり実際に過去にうつ病を経験していたりするものだと思う。案外みんなそんなもんなんだよね。

あと「鬱っぽい感じ」と「うつ病」は分けて考える。一応「うつ病」って病名だから、そこは医者が判断するから。だから鬱っぽかったら「鬱っぽい感じ」、そう気楽に言えばいいと思う。うん。

で、なぜ自分は鬱っぽい感じになってるか、改善のためのベターな手段はなにか、について誰か言ってるのをただ聞かされるのはイヤで、そこを自分で咀嚼して考えるのが好きなので、今後も考えていきたいと思う。というか考えて納得して了解する、というプロセスこそが重要だと思う。あと否定しない。自分を肯定する。しかしプライドの高い男性にはときとして難しい。「ダメな自分を肯定する」「自分を変化させることを恐れず許容する」、これ、少なからず僕も含めて、男性は結構嫌がる。ダメな自分を隠し、自分を断固として守りがち。いわゆる「プライド」「立場」。でもそんなこだわりは早々に捨てる必要がある。でも難しい。でも努力する。

「なんか鬱っぽい感じ」。個人的バックグラウンドと社会的バックグラウンドがある可能性がある。
個人的には、「個性」「主体性」「ありのままの自分」をいままで充分に表明・表現できていなかったかもしれない(とくに幼少時の親との関係の中で)。主体性の形成が不十分だった可能性。これはまだ、あまり鮮明に記憶をたどれていないし「そんな気がする」という段階。これからも思い出しながら考えて行きたいと思う。
(ヒントになった本:『「うつ」になりやすい人』/PHP新書)

社会的バックグラウンドは、ちょうど今読んでいる対談本で、五木寛之さんが「社会が、躁から鬱へと転じてきた」という趣旨をおっしゃっていて、ああなるほど、と思えたことがある。戦後から約50年かけてオリンピックや万博、高度成長のなかで社会全体が躁状態ともいえる状態がつづき、バブルを頂点としてテロや環境問題、金融危機などを通じて社会が鬱の時代へ突入した、だから心を病む人が増えているという考え方は僕にも無理なく了解できる。(IT産業は、思うに、ビョーキな人を生み、漢字の書き方を忘れさせてくれるが、社会全体を躁側に維持するだけの力は実は持ってないんじゃないかとひそかに思っている。)
(ヒントになった本:『鬱の力』/幻冬舎新書)

このところのどんよりした空気や毎日の空回りした感じ、もしあなたがそう感じているとして、それがすべてこの社会のせいだというのは正しくないけれど、ある程度は影響している可能性はある。

それから、答えはないけれど、じゃあどうしたらっていうその先については、二つに分岐するような気がしていて、いま学校に通っている若い人にとっては、この鬱々とした(鬱々としているとされる)社会がデフォルトなわけだから、とりあえずいきなり悩むということはないと思う。若い子達のあのサバサバした感じ、これが当面これからのデフォルトなわけです。

そっちじゃなくて僕がいま思考しているのはおもに自分から上の世代、30歳から上ですが、これ、気をつけないと結構ハマる気がする。だって、結構熱血な人が多いわけじゃん。一旦「鬱っぽい感じ」にはまると、「いや!もっと元気よくイケイケな社会にしなくてはいけない!いままでのように、これからもだ!」という思考になり、さらに空回ってさらに焦ってしまう恐れがある。深みにハマる。

なので多分、「いいじゃん、こんな社会で」ということなんだと思う。これも現状肯定。だってしょうがないじゃん。まあ、力抜いて、この鬱々とした社会を生きようよ。小さな喜びを、素直に喜ぼうよ。っていう許容というか、承認というか、了解。
そういう開き直りが、これから求められるんじゃないかと思うようになりました。

2009-10-07

キテマス2

7日11時


7日21時

2009-10-06

キテマス

6日11時


6日16時


6日22時


by ウェザーニュース タッチ

2009-09-12

本のデジタル化

その瞬間、私は「本のデジタル化」が起こした革命の真の意味を理解した。それはたんにインクがピクセルに変わっただけではない。本を読み、書き、売る手段そのものが、根本的に変わったのだ。
(クーリエ・ジャポン Sep. 2009 P74)


Google と Amazon は世界の書籍の全文検索およびダウンロード販売を推進している。筆者はコラム中、キンドルの素晴らしさに触れつつも、次のように憂慮する。

たとえばある本を読んでいる最中に、ふと気になった別の本を読み始めたとする。別の本に移動したのはとっさの思いつきによるものだが、(中略)人間が一冊の本に没頭するための「集中力」を欠くことにもなる。(中略)本のデジタル化が進めば、作家の思想や、そこに広がる「別世界」にどっぷり浸かるという読書の最大の喜びが失われる懸念もある。雑誌や新聞と同様に、本も「つまみ食い方式」で読まれるようになるかもしれないからだ。


僕の関わるラジオのデジタル化を思うとき、ラジオにも「インクをピクセルにしただけじゃない、根本的に異なる何か」 = ブレイクスルーが求められているのに、いまだ明確な答えが見つかっていないのが痛い。

本は字の集合なのでもとから検索との親和性が高い。ラジオは音声の集合であるため、検索に乗せるには
1. 音声を文字に全文変換する = 十分なメタデータを持つようなスキームを確立する
もしくは
2. 音声によって音声を検索するテクノロジーの成熟を待つ
ということになるだろうか。
検索に乗ればそれで良いというわけでもないと思うけれど、ネットで勝負する場合、コンテンツをデータベース化することが重要である。それはすでに Google が、Amazon が、Apple がやってみせたことである。

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胸をみる

半数近くの男性は女性を見るとき最初に胸を見ている事が判明 - Gigazine

micky 的思考をしてみます。

あなたは電車に乗っている。車内はそんなに混んでなく、7人掛けの長椅子に座れている。とくに読書やケータイをいじらない場合、視線はどこに据えるか?

中吊り広告でも読む?まあすぐ飽きるよね。それにずっと上みてたらなんかバカっぽいし。
じゃあ床でも見よう。のっぺりした床だね。ずっと下見てたら気分も落ち込んでくるね。

そういう訳で正面を見よう。正面は向かい合う形で7人掛けの長椅子に男女7人が座っている。
顔をみるのもいいけど、用もなく人の顔を凝視するのは失礼だ。3秒以上は見続けないようにしよう。

足元付近に視線を落とし、かっこいいスニーカーだね!とか、いやーこのハイヒールパンプスはかなりキンキーだね、脚はもちろん当然のようにトレンカレギンス。さすが渋谷のギャル、とかって半分本気、半分冗談で考察しよう。
しかし女性の脚を見続けるのは破廉恥だ。程々にしておこう。

それでは、程よく真正面に視線を移そう。顔と脚の間。視線としてはかなりニュートラルな位置だ。ここでは、スーツの男性ならネクタイが見える。女性なら、そう、なんと! そこに胸の膨らみを観察可能なのだ。
しかし女性の胸を凝視するなんて至極失礼だ。1秒以上見続けないようにしよう。

結論としては、女性の胸に関しては一瞬たりとも視線を合わせてはならない。命取りだ。わいせつ行為で逮捕されるおそれがある。とにかく女性の胸はいかなる場合も見てはならない!


胸なんて見ないよね。

2009-09-10

銀河自販機

おっ、電車のみならす。
今日気付いた。前からあったかも。






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2009-09-04

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