2009-01-29

鉄道ICカード

札幌で「SAPICA」が開始というニュースを見まして。
鉄道系のICカードがカオス状態になってる気がするのです。

ナントカCA」は Suica をはじめ、他にどんなものがあるのか見てみましょう。

参考:Wikipedia - ICカード

Suica(JR東日本)
ICOCA(JR西日本)
PiTaPa(スルッとKANSAI)
NicePass(遠州鉄道)
ICa(北陸鉄道)
IruCa(高松琴平電鉄)
RapiCa(鹿児島市交通局他)
ICい~カード(伊予鉄道)
passca(富山ライトレール)
Hareca(岡山電気軌道他)
LuLuCa(静岡鉄道)
TOICA(JR東海)
PASMO(パスモ)
monoca(北九州高速鉄道、実証実験)
nimoca(西日本鉄道)
長崎スマートカード(長崎電気軌道)
Kitaca(JR北海道)
ですか(土佐電鉄他)
SAPICA(札幌市交通局)
SUGOCA(JR九州、09年3月開始予定)
はやかけん(福岡市交通局、09年3月開始予定)

はい、カオスですね。
ですか」などは、ネタとしか思えません。
「どこか?」とか「ですが何か?」なんかはどうでしょう。

規格は殆どどれも FeliCa だと思うんですけどね。そもそもその鉄道会社が発行したカードでその鉄道に乗らないと、その会社にお金が入りませんからね。乱立は避けられないものなのでしょうか。それでも何か良いやり方があるような気もするんですが。

相互利用については、あえて字で書きますが、Suica は PASMO, ICOCA, TOICA, Kitaca(今春)と相互利用可能で nimoca, SUGOCA, はやかけん は2010年以降 Suica と相互接続するようですよ!

nanoca って無かったっけ? と調べたら、写真SNS「Zorg」の名刺作成サービスでした。もしくは女性用生理ナプキンの商品名です。うーん…。

2009-01-24

リズミカルバイオレンス

グルーミーのページ(音量注意)がやたらカッコイイ。
超バイオレンス極まってます。
ウチのPC非力なんでガクガクですが・・・。

2009-01-11

着信拒否 on iPhone 3G

着信拒否したい番号が、1件ある。(大丈夫、その番号はあなたではない。)
でも今のところ iPhone には着信拒否の機能が無い。なので仕方なくソフトバンクのオプションサービス「ナンバーブロック」(105円/月)を申し込むことにした。

「ナンバーブロック」はセンター側で着信拒否を行うもので、直近に着信・通話した番号または任意の番号を最大 20 件まで登録することが可能。また、お断りのアナウンスを9種類の中から選ぶことができる。

この「ナンバーブロック」に申し込んではみたものの(即日ないし翌日から利用可能)、さてどうやって設定するのか、その設定方法に関する情報がネット上に皆無に等しかったので、現時点での設定方法を整理することにした。
なお設定は専用番号にかけての操作となり、My SoftBank 上ではできないっぽい。au 使ってた頃は画面上でできたのになぁ。

1.「144」に電話する。ナンバーブロックサービスの自動音声に繋がる。
2.行いたい操作の番号をキーパッドで送る。

[1]直前にかかってきた番号を登録
[2]番号指定登録
[3]最後に登録した番号を削除
[4]指定削除
[5]すべて削除

大抵、拒否したい番号はすでに把握しているので、指定登録[2]を選択。

3.着信拒否したい電話番号を入力する。
4.自動音声が繰り返すので、確認し[1]を押す。
5.おことわりアナウンスを[1]~[9]の中から選ぶ。

[1]「こちらは、ソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望により、お繋ぎできません。」
[2]「こちらは、ソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客様のお申出により、現在お断りしております。」
[3]「この電話は、お受けできません。」
[4]「この電話は、お繋ぎすることができません。」
[5]「この電話は、お客様のご都合により、お繋ぎできません。」
[6]「せっかくお電話頂きましたが、この電話をお受けすることができません。」
[7]「電話番号をお間違えではないですか? この電話はお繋ぎできません。」
[8]「おかけになった電話番号への通話は、お客様のご希望によりお繋ぎできません。」
[9]「This is SoftBank. By the customer's request, this call can not be completed.」

6.選択したアナウンスでよければ[#]を押す。

以上で登録完了。

アナウンスは色々あるけれど「ご希望により」っていうのは着拒してますと言わんばかりであるし、変に丁寧な[6]などは意味不明である。ビジネス用だろうか。ここは大人らしくガチで[3]にしよう。

2009-01-10

TV&バッテリーのWi-Fi設定(iPhone)



iPhone 3G 専用ワンセグチューナー、「TV&バッテリー」。MODEL No. iGB-001、韓国icube社製造、ソフトバンクBB社販売。
Wi-Fi のアドホックネットワーク上にワンセグデータを流します。表示は iPhone 上の専用アプリで行います。現在、録画未対応、字幕未対応、データ放送未対応。
本体は iPhone に似せて作ってあるけど、ちゃちい印象。厚みはもうちょっと薄くして欲しかった。

自宅に既存の Wi-Fi 環境があり、静的(スタティック)IPで割り当てている場合、少々ややこしいことがあったので、それに関してのメモを残します。



「TV&バッテリー」本体の起動が終わってから iPhone の Wi-Fi 設定に入ると、いつも使っている無線LANの SSID とは別に「TVNBナントカ」の SSID が表示される。これが「TV&バッテリー」の SSID。
これを選択すると一見接続開始したように見えるが、実際には接続できない場合がある。IPアドレスが正しく設定されていないためだ。
「TVNB~」の SSID の「>」アイコンをタップして詳細を見ると、いつも使っている無線LANの設定がコピーされて引きずってしまっていることがわかる。


自宅のLANのIPがついてしまっている

この場合、まず「このネットワーク設定を削除」をタップして設定を一旦クリアし、続いて「DHCP」をタップして DHCP 取得を有効にする。そしてしばらく待つと「TV&バッテリー」から DHCP によってIPアドレスが配布される。「192.168.16.50」のようなIPアドレスが取得できればOK。


設定を一旦クリア


DHCPでIPを取得しなおす

専用アプリ「テレビ」を起動し、電波状態の良い所で正常に動作するか確認する。


チャンネル一覧


視聴画面

気づいたこと:

・番組名等の番組情報はおそらくワンセグTS上のEPG。表示が不安定な時がある。
・チャンネルをタップしてから映像開始までの待ちが長い。タップしてからチューニング/バッファを開始するためだと思う。
・「TV&バッテリー」本体が不安定なときがある(突然再起動することがある)。

今後のバージョンアップに期待。

2009-01-08

SP1の適用が失敗する場合(Vista)



Mac の Boot Camp で Vista を入れていて、Vista SP1 を適用しようとしてなぜか失敗する人ー。はい!俺!

Vista の Service Pack 1(SP1)が自動更新で降ってきた。SP1 自体はもうずっと前、昨年の3月頃にリリースされていたが、仕事が忙しかったのと、トラブルに見舞われるのがイヤだったので、適用しないでいた。で、ずっと忘れてた。

今回自動更新で降ってきたのを機にインストールすることにしたが、インストール終了直前に「Service Pack はインストールされませんでした。変更を元に戻しています。」と出て適用に失敗してしまう。なぜか。

調べたところ、一部のドライバに起因する問題と判明。Mac mini+Boot Camp の環境で具体的には、オーディオドライバ/コーデックの「SigmaTel High Definition Audio CODEC」。詳しい説明はこちら
つまり一度アンインストールし、SP1 適用後に再度インストールすればよいとのこと。変な話ですね。

「ドライバが問題です」と Windows が教えてくれればまだいいが、ロールバックして何事もなかったかのように振舞うので困惑する。同じような環境にいる人で、SP1 を当てたつもりでいて実は当たってなかった、という人が結構居るかもしれない。こういうネガティブ体験があるとますます Vista はダメ OS であるという印象が強まってしまう。


Service Pack の適用状態はここで確認。

とにかく、オーディオドライバ「SigmaTel Audio」をアンインストールする。


対象はこのドライバ(Mac mini の場合)。
ここの削除ボタンよりもむしろ、[プログラムと機能]から削除するほうが正しい。


[コントロールパネル]>[プログラムと機能]から「SigmaTel Audio」をアンインストールする。

SP1 の適用を再試行し、適用完了を確認する。
確認後、アンインストールしたドライバを再インストールする。
Mac+Boot Camp の場合は Mac OS X Leopard の DVD を挿入し、SigmaTel Audio のインストーラを実行する。場所は下記。
その他の環境は何ともいえないけど、リカバリーディスクやネットなどからインストーラを取得し、実行する。


Mac OS X Leopard の DVD の場合、インストーラファイルは
DVD:\Drivers\IDT SigmaTel\SigmaTelSetup.exe。

インストール後マシンを再起動し、デバイスマネージャ表示に問題がないことと音が出ることを確認して完了。

2009-01-05

エクスプローラでの圧縮フォルダ展開の無効化(Vista)

久しぶりの Vista ネタ。

あるフォルダ内に圧縮書庫(zip/cab)が存在すると、エクスプローラのツリー表示において、それらのファイルが「圧縮フォルダ」としてツリーに繋がり、クリックすると展開作業なくして中身が閲覧できますよね。でもあれ、僕には余計なことなんです。

なぜなら表示の度にいちいち書庫ファイルにアクセスが発生し、レスポンスが低下するからです。表示の度にというのは、圧縮フォルダをクリックするときではなく、書庫ファイルが含まれるフォルダのツリーを表示させる度に、という意味です。僕は基本的に常に左ペインにツリーを表示させているので、この件は極めて日常的に出くわしています。

そのようなフォルダがネットワーク上にあり、かつ、書庫ファイルのサイズが数百MB~数GBだったりしたときは最悪で、極めてレスポンスが悪くなります。運が悪いとエクスプローラを強制終了することになります。
加えて、ファイルがアクセスされるということは即ちウイルス対策ソフトのリアルタイム検出プロセスにもいちいちリソースを割くということでもあります。

いままでそれでもイヤイヤながら使ってたんですが、今回 OS によるこの自動的・強制的な圧縮フォルダのツリーへの展開を無効にするやり方を見つけました。というか、OS 標準の圧縮フォルダのサポートを完全にオフにします。しかし我々は困りません。だってお気に入りのアーカイバを使ってるから。


フォルダツリーに紛れ込んでくる、アレのことです。
フォルダ展開用の三角アイコンに注目。ツリーを表示する時点で既に書庫の内容が読み取られてるんです。

参考:
圧縮フォルダを無効にすることでエクスプローラを高速化
X_WIKI

XP だとコマンドで簡単のようですが、Vista ではレジストリの該当部分を削除とのこと。
一発でできる reg ファイルがダウンロードできますが、今回勉強も兼ねて手動で消すことにしました。お急ぎの方は参考サイトにある reg を使ったほうが無難です。
参考サイトでは zip と cab とを分けて書いてあるけど、この際、両方混ぜちゃえ。
※お約束:適宜レジストリのバックアップを。

■レジストリ エディタを起動し、以下のエントリーを削除する。

(値)HKEY_CLASSES_ROOT\.cab\PerceivedType
(値)HKEY_CLASSES_ROOT\.cab\InfoTip
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\.cab\OpenWithProgids\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\.cab\PersistentHandler\
(値)HKEY_CLASSES_ROOT\.zip\PerceivedType
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\.zip\OpenWithProgids\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\.zip\CompressedFolder\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\.zip\PersistentHandler\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\.ZFSendToTarget\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\Applications\zipfldr.dll
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CompressedFolder\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{0CD7A5C0-9F37-11CE-AE65-08002B2E1262}\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{888DCA60-FC0A-11CF-8F0F-00C04FD7D062}\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{b8cdcb65-b1bf-4b42-9428-1dfdb7ee92af}\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{BD472F60-27FA-11cf-B8B4-444553540000}\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{DFE49CFE-CD09-11D2-9643-00C04f79ADF0}\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{E88DCCE0-B7B3-11d1-A9F0-00AA0060FA31}\
(キー)HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{ed9d80b9-d157-457b-9192-0e7280313bf0}\

(値)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Approved\{0CD7A5C0-9F37-11CE-AE65-08002B2E1262}
(値)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Approved\{888DCA60-FC0A-11CF-8F0F-00C04FD7D062}
(値)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Approved\{b8cdcb65-b1bf-4b42-9428-1dfdb7ee92af}
(値)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Approved\{BD472F60-27FA-11cf-B8B4-444553540000}
(値)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Approved\{E88DCCE0-B7B3-11d1-A9F0-00AA0060FA31}
(値)HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Approved\{ed9d80b9-d157-457b-9192-0e7280313bf0}


編集後、マシンを再起動。
これでツリーに圧縮フォルダが現れなくなり、表示が高速化されます。