最近 Twitter に対する漠然とした不安はなんだろうとよく考えたら、それは「なりすましに一発やられる」不安だった。先の「nihonwokaeyou」みたく、それとわかってて楽しむ分にはいいんだけど。
Twitter は著名人を中心に Verified Account(認証済みアカウント)のテストを行っているが、企業は対象外など、それがまだ十分に機能しているとは言えない。
Twitter が世界的に注目され、企業もマーケティング活動の一環として情報発信をするなか、時として、運が悪ければ、企業イメージを著しく損なう場合が無きにしもあらずのように思う。
たとえばユニクロのアカウントによく似たアカウントを作り、それが本物であるかのように信じ込ませるつぶやきを続けた上で、「本日に限り全品0円!」などとウソの情報をばらまけば、それを信じて詰めかけたお客さんに「ウソをつく会社だ」と思われかねない。極端な例だが、そういった「一発やられる」ことの漠然とした不安だ。(これが業務妨害にあたるかどうかは私は知らない)
NHK が現在 Twitter に開設しているアカウント数は、10 個だ。
しかし Twitter で「NHK」で検索すると、58 件引っかかる。つまり他の 48 個は、なりすましというと言い過ぎだが、個人が好意で作成したものや NHK とは無関係のものである。これら公式と非公式は Twitter 上で別け隔てなく表示される。
NHK ウェブサイト上に NHK 公式の Twitter アカウント一覧がある。
NHKの外部サービスについて - NHKオンライン
これによると現在以下の10個のアカウントが公式のものだ。
- NHK「ラボブログ」 (NHK_onair)
(環境特番 SAVE THE FUTURE の情報発信の目的で2008年に開設。
現在 Twitter 上ではこれが中心的な役割?)
- NHK広報局 (NHK_PR)
- NHK総合:「ワンダー×ワンダー」 (nhk_wonder_x2)
- NHK総合:「特ダネ投稿DO画」 (nhk_doga)
- NHK教育:「めざせ!会社の星」 (nhk_kaishahoshi)
- NHK総合(bot) (NHK_GTV)
- NHK教育(bot) (NHK_ETV)
- NHK BShi(bot) (NHK_BShi)
- NHK BS1(bot) (NHK_BS1)
- NHK BS2(bot) (NHK_BS2)
※放送局は通常、番組ごとにチームが組まれる。そのため bot を除き、各番組にそれぞれ更新担当者がいると思われる。
最近はアカウントも増えましたよね。
返信削除そうですね~。
返信削除この記事もずいぶん昔の情報になってしまいました。m(_ _)m
慎重だったNHKも次々にアカウントを開設するようになりましたね。
どう見極めればいいでしょう?
返信削除次の点参考にしてみてください。
返信削除・Verified(認証済み)かどうか
でも著名人が必ずしも Verified とは限りません。
・フォロワー数
その人の影響度に応じて数百~数万のフォロワーがいれば、それなりに支持されていると言えるかもしれません。
・プロフィール
プロフィールがまったくないのは怪しいですネ。また、「パロディーです」「フェイクです」「本人ではありません」などと書かれていれば、そういうことでしょうね。
・ツイート内容
同じような文体を機械的に繰り返しているものは単に広報か、自動化されたボットかもしれません。
・公式サイトからのリンク
公式サイトに follow me みたいなリンクがあれば裏付けになります。