こんにちは~。お昼時なので若干混んでますね。
「何名様ですか?」とか聞かれなくなりましたね。
お。これは何ですか。
ははーん、人数とテーブル/カウンターの希望を自分で入力しろってことですね。
画面をタッチして決定するとレシートが出てきます。
何だか銀行か病院みたいですね。
から揚げ
たこ焼き
みんな大好きケーキ
スイカ。もうすぐ夏ですからね~
さて、一体何のお店でしょうか??
そうです。何でもアリの「かっぱ寿司」です。
ただの寿司屋さんじゃないです。かっぱ寿司屋さんです。
で久しぶりに行ったら改装されていてですね、いままでインターホンで注文できたんですが、各席にあるタッチパネルを操作して注文するシステムになってたんです。
でもね、僕ら若者や家族は別にいいですが、ご高齢の方々にはハードルが高すぎる。店側としてはターゲットは家族連れかもしれませんが、意外に結構いらっしゃるんですよ。おじいちゃん一人とか。
今日も、カウンターの僕の右隣は若いカップルで、左隣はおじいちゃん。
カップル「このタッチパネル感度が良くて押しやすいね」。
スムーズな手さばきで注文します。きっと普段から「笑笑」での注文で慣れているのでしょう。
対するおじいちゃんの方は、自分の置かれているカオスな状況を何とか理解しようと画面を見つめて暫く考えた後、おもむろに「お会計」を押してしまいました。
店員「有難うございます!お会計で宜しいでしょうか?」
爺「いや・・・・・」
まだ皿0枚。気の毒すぎて見ていられません。リテラシー・クライシス。僕はおじいちゃんがいつブチギレるかと心配でしたが、案外おじいちゃんは落ち着いており、その後も頑張って注文をトライしていました。
店員「最初にここを押して、次にリストから・・・」
爺「・・・・・」
おじいちゃんは決して悪くなく、ただ寿司を食べに来ただけである。
なのに「操作できない者は注文すんな、乾いた軍艦食ってろ!」といわんばかりの仕打ち・・・。
完全に効率重視、客側軽視のシステムな気がします。
そうそう、なんと、タッチパネルで注文した寿司は「特急レーン」と呼ばれる別レーンでダイレクトに注文者のところまで届くのである!なんだそれは!これ見て。
※画質悪いのお詫び。撮った元々が既に悪いです。
しかし味噌汁/茶碗蒸しは通常レーンに流されるため、特急で来ると思い込んでスルーしてしまうという罠。
2 件のコメント:
特急レーン、すごく・・・速いですねw
私はあまり外食や買い物に出かけないので、さまざまな場面でそのおじいさんのようになってしまいます。
タッチパネルのシステムは若者にはよさそうですが、年配の方や私のような人のことを考えると・・・ちょっとなー、と思ってしまいました。
回転寿司って受注システムが際立って高度化されている特殊な産業の一つなのではないかと思います。
店員-客間の対話を極力排除しようとする志向は悪い意味で日本的ですね。
でもちょくちょく行ってしまいます。近所というのもありますが。
コメントを投稿