
自然の岩山が切り崩され、人工的な穴が開いている。
他の鉱山では、採掘したものを精錬する機械設備などがよくあるが、石の商売の場合、削り取ればそのまま商品となる点が他と比べてシンプルだと思う。もちろん意匠としての加工はあるけど。

ちょっと中を覗いてみる。

ポッカリ。

もうね、興奮と暑さで、汗だく。

廃墟っぽいといえばそうだけど、人工物が殆どないせいか、清潔な感じさえする。

最後に大谷寺(大谷石の崖に石仏が彫られている)を参拝して帰ろうかと思ったとき、小高い丘の上に「いかにもな感じ」の廃墟が視界に入る。しかし行き方がよくわかんなかったのと、それも見たら完全に日帰り無理だなーという自己判断により、遠巻きに外観だけ撮影して帰った。

↑「いかにもな感じ」の廃墟。
かなり廃墟魂をくすぐられたが、今回は引き上げ。
帰ってからググったところ、実は廃墟好きの間では結構有名な物件らしいことがわかった。
昭和30年代に開業したヘルスセンターであったとのこと。なお、近くの民宿のおじさんは「あれは…ドライブインでございました。」と遠い目で言っていたよ。
もしまた機会があれば。そのときにまだ残っていれば。
(all photos in this article licensed under CC: by-nc)
(廃墟に関する意思表明)
・自然の儚さを鑑賞するのが好きです。廃墟というのは「ある」から「ない」に変化する際の一瞬の現象でしかないです。
・故意に破壊したり手を加えるのは嫌いです。
・きもだめしやサバゲーは周辺の住民の迷惑となるのでやめましょう。
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