2008-08-05

8/3 大谷石(後編)

あつ~い外に戻って、どうしよっかなー帰っちゃおうかなーと考えながら、とりあえずバス停まで戻ってきてふと道路の反対側の丘を登ってみたところ、ここにもバーンと採掘場が(ただし地上)。ここら辺は至る所にこうした採掘場があるようです。この採掘場が現在稼動中のものなのか、採掘終了したものかはわかりませんが、雑草が比較的若いので人の出入りはあるようです。でも人が居なかったので、ちょいとお邪魔して撮影しちゃったよ。



自然の岩山が切り崩され、人工的な穴が開いている。
他の鉱山では、採掘したものを精錬する機械設備などがよくあるが、石の商売の場合、削り取ればそのまま商品となる点が他と比べてシンプルだと思う。もちろん意匠としての加工はあるけど。



ちょっと中を覗いてみる。



ポッカリ。



もうね、興奮と暑さで、汗だく。



廃墟っぽいといえばそうだけど、人工物が殆どないせいか、清潔な感じさえする。



最後に大谷寺(大谷石の崖に石仏が彫られている)を参拝して帰ろうかと思ったとき、小高い丘の上に「いかにもな感じ」の廃墟が視界に入る。しかし行き方がよくわかんなかったのと、それも見たら完全に日帰り無理だなーという自己判断により、遠巻きに外観だけ撮影して帰った。



↑「いかにもな感じ」の廃墟。
かなり廃墟魂をくすぐられたが、今回は引き上げ。
帰ってからググったところ、実は廃墟好きの間では結構有名な物件らしいことがわかった。
昭和30年代に開業したヘルスセンターであったとのこと。なお、近くの民宿のおじさんは「あれは…ドライブインでございました。」と遠い目で言っていたよ。
もしまた機会があれば。そのときにまだ残っていれば。

(all photos in this article licensed under CC: by-nc)

(廃墟に関する意思表明)

・自然の儚さを鑑賞するのが好きです。廃墟というのは「ある」から「ない」に変化する際の一瞬の現象でしかないです。
・故意に破壊したり手を加えるのは嫌いです。
・きもだめしやサバゲーは周辺の住民の迷惑となるのでやめましょう。

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