2008-04-06

CPU温度測定

最近、高負荷時にちょくちょく Mac mini(上のVista)がフリーズするようになった。マウスもキーボードも受け付けずに電源切断するしかないOSハング状態である。それは、Media Player で DVD を試聴する際によく起こる。メールやブラウジングなど普通の作業範囲では特に問題ない。
CPU の熱暴走?と思い、何らかの手がかりを掴むため CPU 温度の計測ツールを入れてみた。

Core Temp(フリーソフト)
- サポートCPU

Vista では起動前にプロパティ>「互換性」タブ>「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを。

最近のCPUの凄いのは、CPU自体に DTS と呼ばれるデジタルセンサーをコア毎に内蔵しており、従来のダイオードセンサーより高精度の情報を特別なレジスタに直接セットするようである(How It Works)。

Core Temp では任意のインターバルでコア毎の温度データを表示・ログ可能だ(ログはデフォルトでオンだがとりあえず不要なのでオフにした)。Core 2 Duo であればコアが2個あるので、Core #0 と Core #1 に分かれて温度が表示される。また、Tjunction 温度も同時に表示される。Tjunction 温度とは CPU が自身を保護するために動作を停止する温度で、CPU の種類によって異なる。表示を見る限りこの Mac mini に搭載されている Core 2 Duo 2GHz の Tjunction 温度は100℃らしい。

平常時のコア温度は60℃前後。ちょっと負荷をかけると70℃前後になった。この値を信じるとすると、結構マージンなくないか!? これから夏になるので、結構不安である。継続して様子を見ていこうと思う。



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Mac OS 用の温度測定は TFMonitor というのがありました。ファンの回転数もわかる。しかし DTS の温度を調べるわけではなく、本体に内蔵されている数箇所のセンサーの値を表示するようです。Intel Mac ではそれらのセンサーの名前がシステム識別子となっており分かりにくいという面がありますが、参考にはなりそう。

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