2008-02-17

パシフィックリース情報

私のNOVAのその後なのですが、特に他に替えることもせずほったらかしです。事実上英会話やめました。だって面倒なんだもん。もう熱さめたよ。

パシフィックリースご利用の皆様へ - NOVA
当社は、100%親会社である株式会社ノヴァが平成19年10月26日に会社更生法を申請した以後、事実上営業を休止しておりましたが、ノヴァ社が同年11月26日に破産手続開始決定を受けたことにより、今後当社も法的清算手続に入る予定です。
(中略)
ノヴァ社の倒産に伴い、ノヴァ社が生徒様に負っていた語学サービス授業の継続という役務の提供が不可能となりましたので、後記4. 記載の生徒様以外には、今後パシフィックリースとして生徒様に対し未払の受講料ローンの請求は一切行いません。したがいまして、生徒様の側からパシフィックリース社に対するローン支払停止の抗弁書のご提出やローン契約の解約手続は不要です。
てか、発表遅いよ!解約手続きする必要があるのかないのか、パシフィックリース経由でローン組んだ多くの人が気になってたっちゅう事!

ってか・・・、猿橋氏が未だに雲隠れしたままっていう事実・・・どうよ?
素直に入るとこ入って来いよ!って感じですねぇ。

2008-02-12

自動フォルダタイプ設定の無効化(Vista)

Vista のエクスプローラ(マイコンピュータとかのこと)でファイルを表示する際の話。

私の場合長年 Windows を使ってきて、表示項目として「名前」「サイズ」「更新日時」「属性」が表示されていれば事足りるという結論に達した(ファイルの所有者が重要な場面においては「所有者」表示もあり)。
なので仕事場のPCを Vista にしてからというもの、イライラさせられっぱなしなのだ。というのも、これでよい、もう俺はこの項目しか要らない、と項目をカスタマイズしたところで、少しの間は覚えていてくれても、すぐに Vista が勝手にフォルダタイプを変更し、表示項目をぐちゃぐちゃにしてしまうのだ。しかも変更具合が毎回異なったりしてキモイ!
で、いちいち手動でそのフォルダをカスタマイズしなおすのだが:

・表示項目を選びなおす
詳細表示の項目ってすさまじい数の選択肢があって、この中から自分好みの項目を見つけ出すのがとにかく殺人的!無理!作ったやつばかじゃないの?

・フォルダタイプを「すべての項目」に戻す
これでもいいんだけど、そのフォルダ内に隠しファイル desktop.ini が生成されてしまうのでダメ。これは対処療法であって根本的じゃない。

表示項目をベストな状態にカスタマイズした直後の例:

これでずっといてほしい。

Vista によって勝手に表示を変えられた例1:

音楽ファイルが無いのにアーティストとかジャンルとかあって滑稽だ。

Vista によって勝手に表示を変えられた例2:

同じフォルダなのに何でこうなるか?

選択可能な詳細表示項目はこれだけある:


各フォルダ毎に存在するフォルダタイプの設定:


そこで、根本的な解決をすることにした。即ち、このファッキンな自動フォルダタイプ設定(Automatic Folder Type Discovery)を無効にするというものだ。

まず、参考にした解説の意訳を書く。多少翻訳が違うかもしれないが意味合いは変わってないと思う。
Vista でユーザがマイコンピュータやマイドキュメントなどのフォルダを開くとき、Vista のシステムはそのフォルダが何であるか自動的に調査を試みる。つまり、フォルダに入っているファイルの種類によってフォルダタイプを決定し、それに応じた表示設定をセットする。
(中略)
しかしながら、この機能はさまざまな理由により適切に動作しないことがある。一番典型的な問題はフォルダに間違ったフォルダタイプがセットされてしまうことだ。たとえば、写真が無いのに”Pictures and Videos”のフォルダタイプ、曲やMP3が無いのに”Music Details”のフォルダタイプといった具合だ。より悪いのは、\Windows や Vista のシステムルートドライブ配下のシステムフォルダでは、ユーザアカウント制御のセキュリティ制限のため「カスタマイズ」タブが削除されていることだ。従ってこれらのフォルダはユーザが手動でフォルダタイプを変更することはできない。

もしユーザが望むなら、以下のレジストリキーをセットすることで Vista の自動フォルダタイプ設定を停止することができる。これにより Vista によるフォルダタイプの決定が無効化され、ユーザがすでに設定済みのフォルダタイプに対する突発的な変更も起きなくなる。従って、ユーザによるフォルダタイプとビューのカスタマイズは自動的に上書きされることなく記憶され、使用される。

重要:自動フォルダタイプ設定をオフにし無効にするには、まずフォルダタイプと表示設定のリセットを行うこと。その後次の手順に従うこと:

1. レジストリエディタで次の場所を開く。
  HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell
2. Shell を右クリックし、「新規」「キー」をクリック。
3. 新規キーに「Bags」という名前を付ける。
4. Bags を右クリックし、「新規」「キー」をクリック。
5. 新規キーに「AllFolders」という名前を付ける。
6. AllFolders を右クリックし、「新規」「キー」をクリック。
7. 新規キーに「Shell」という名前を付ける。
8. Shell を選択し、右ペインの何もないところを右クリックし、「新規」「文字列値」をクリック。
9. 新規値に「FolderType」という名前を付ける。
10. FolderType をダブルクリック。
11. データに「NotSpecified」を入力し、OKをクリック。
12. マシンを再起動。

これで自動フォルダタイプ設定がオフになる。

次に、文中紹介されているフォルダタイプと表示設定のリセット方法の意訳である。
(中略)
以下のレジストリ変更はすべてのフォルダの表示設定とフォルダタイプ設定を削除・リセットし、関連するレジストリキーの再構築によりデフォルトのきれいな状態にする。エクスプローラに記憶されているすべてのフォルダ設定(表示状態、ウィンドウ位置、ソート順、項目情報、フォルダタイプ、ツールバー状態、検索結果表示)は消え、オリジナルのデフォルトにリセットされる。これは今回の問題を治すが、すべての関連したカスタマイズは消失する。従って以下のステップを行う前にレジストリキーのバックアップを取っておいたほうがよい。バックアップするには、キーを削除する前に「エクスポート」をクリックする。

1. レジストリエディタを起動する。
2. 次の場所を開く。
  HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags
3. 左ペインで Bags キーを右クリックし、「削除」をクリック。
4. 確認プロンプトで「はい」をクリック。
5. 同じ階層にある BagMRU キーを右クリックし、「削除」をクリック。
6. 確認プロンプトで「はい」をクリック。
7. レジストリエディタを閉じる。
8. マシンを再起動するとレジストリキーが再構築される。
9. ログイン後、エクスプローラのフォルダオプション>表示タブを開き、「各フォルダの表示設定を保存する」にチェックが入っていることを確認する。
10. エクスプローラ上でフォルダの設定をしたら、設定を保存するためウィンドウを閉じる。Vista はウィンドウを閉じた時点でのフォルダの状態のみを記憶する。
(後略)

この二つの解説を総合し、私が実際やってみた経験からすると、次の順序が最適かと思われた。

1. 最初にフォルダタイプ:「すべての項目」にして詳細表示項目を希望の状態にしておく。
 (基本的には満足だがたまにVistaがめちゃめちゃにしてしまうという状態にする)
2. 二つ目の解説の手順で Bags と BagMRU のキーの削除までやる。
3. そのまま続けて一つ目の解説手順で新規キーとデータを作る。
4. マシンを再起動。

これでどのフォルダを開いても(※)、カスタマイズした表示項目を維持するようになった。MP3ファイルにおけるアーティスト名や評価など、余計なメタ情報をファイルから読み取らなくなったので、表示も軽くなった。

※マイコンピュータ(ドライブ一覧)はデフォルトがグループ表示であるなど、一部例外もある。

2008-02-03

Finderにフルパス表示(Mac)

Mac OS X では各所にプロパティリスト(plist)というのがあり、アプリケーション設定などを管理している。私自身まだよくわかってないが、ITmediaの解説によると
plistとは、Mac OS Xにおけるオブジェクトの永続化に用いられるファイル形式で、文字列、数値、バイナリデータといった基本的な要素および配列、ディクショナリといった集合をサポートしている。
ということで、Windowsにおけるレジストリ的なものではないかと思われる。Web上にはこのplistのデータを変更することでアプリケーションのチューニングを行うといった裏ワザ的な内容の記事が多数あるのだけど、今回のこのFinderのパス表示以外はまだ試していない。

plistの編集はレジストリの編集とおなじく、ヘタにいじるとアプリケーションが誤動作したり壊れたりすることがあるかもしれないので、慎重に行う必要がある。シェルからコマンドを入力してplistを変更する手法が一般的のようだが、エディタがあればそれを使うにこしたことはない。今回「Property List Editor」というエディタを知ったので、これをインストールし、どんな様子か調べてみようと思う。
いつも通り、わかる人だけにおすすめします。。

■Property List Editor のインストール

Mac OS X のアプリケーション開発ツール、Xcode Tools のパッケージの一部だが、パッケージから Property List Editor だけ抜き出す。

参考:
Xcode Tools のインストール>Property List Editor だけを取り出してみる

1. Leopard のインストールDVD内にある DeveloperTools.pkg をデスクトップにコピー


2. Pacifist をインストール


3. Pacifist で DeveloperTools.pkg を開き、Property List Editor.app を選択する


4. 「任意の場所にファイルを取り出す...」で取り出す(私はアプリケーション→ユーティリティ(/Applications/Utilities)に置いた)


5. Property List Editor.app を実行し、起動するか確認

■Property List Editor を使う

Property List Editor を使ってplistを編集してみたいと思う。今回は Finder にフォルダへのフルパスを表示するというプロパティを有効にしてみたいと思う。

Finder にフルパス表示(シェル上で設定する際のコマンド):
defaults write com.apple.finder _FXShowPosixPathInTitle -bool YES

これは、実はホームフォルダ以下にあるplistファイル(この場合 /Users/username/Library/Preferences/com.apple.finder.plist)を変更している。Property List Editor ではどうだろうか。

Property List Editor を起動し、File>Openで前述のplistを開くと、現在のプロパティが一覧表示される。把握しやすい!


試しに上記のシェル上での呪文を実行した後にplistを開くと、「_FXShowPosixPathInTitle」というキーが追加されていることが確認できる(このキーはデフォルトではcom.apple.finder.plist内に存在しない)。ということで、シェルでの操作はplistファイルを書き換えているのだ。

この _FXShowPosixPathInTitle というキーに対し YES の値を設定すると、Finder のタイトル部分に現在開いているフォルダのフルパスが表示される。逆に NO とするとデフォルトの状態となる。
なお、設定を有効にするためにFinderプロセスの再起動が必要になるが、一旦ログアウトしてログインしなおしたほうが安全かつ確実と思う。

・デフォルトまたは NO 時の Finder の表示


・YES 時の Finder の表示


本来の内部パスを見ると、Mac OS X って本当に Unix ベースなんだなぁと感じます。
#perlとかが普通に入ってることにびっくりしました。