2009-07-31

奄美旅行まとめ:7/23(木)



朝起きて朝食配給に並ぼうとテントを出ると、2・3個テントが潰れていた(人がいたテントか、空きテントかは不明)。朝食はマックのハンバーガー1個とシワシワのナゲット、シュリンプ。これはマズい。というか、朝から油っこすぎる。きのうの弁当のほうが良かったなぁ。


朝からマック・・・オエッ。でも無いよりマシか

今日はツアー最終日、終日自由行動。21時にここ太陽が丘に集合してバスで港に戻るスケジュール。
とりあえず、幾つか路線のある乗合バスを利用して「あやまる岬」へ行ってみる。







あやまる岬・・・どうもすいません!
皆既日食がよく観れなかったので、ここに行けばあやまってくれる・・・そんな岬ではありません。岬一帯の地形がマリのように丸いことから「あやマリ」→「あやまる」となったそうです。

岬から南に「土盛海岸」沿いにサイクリングロードを発見したのでそこを歩く。





なんか、いかにもハブが出そうな茂み(海と反対側)があると思ったら。



ハブに注意しなさい、というわけじゃなく「この辺りは毒蛇(ハブ)が多い。」と状況説明。ま、間接的に気をつけましょうと。いやーん。こわーい。
ってか、写真が怖えーよ! 一体何匹いるん!!









しばらく歩いていたら、12時頃なんとまた! スコールのような突然の雨に遭遇。まじかよー、傘ないよー。
たまたまその場に居合わせた同じツアーの人と、倉庫の軒下で30分ほど雨やどりする。その人がケータイで天気図を確認したところ、なんと奄美上空に前線が。それはいわゆる「戻り梅雨」の前線だったのです。



その人との話:
『これ、ほら、ちょうど前線ですね。いやぁ、こうたびたび雨降られると、奄美っていつもこんなに雨降るんだ~って印象、なっちゃいますよね~笑。実際数日前まで晴れていたみたいだし。うーんまぁ今回、タイミング悪かった?ってことなんでしょーかねぇ』

12時半ころ、雨が過ぎ去ったので近くのバス停から一旦太陽が丘に引き返す。服を乾かしながらおにぎりを食べ、14時半くらいに再び出発。今度は違う方面のバスに乗る。

なんとなく「自然観察の森」という所に行ってみたかったので龍郷役場バス停で一旦降り、「自然観察の森に今から行こうとしているが、時間的にどれくらいみとけばいいか」を龍郷役場に聞いてみたら、「林道を歩くので、片道4時間、往復8時間くらい見ておいたほうが良い、森は早く暗くなるので、ハブも出やすい」といわれる。うわぁ。完全に目測誤ったね。これ丸一日コースじゃん。ちょちょっと行ってこれるのかと思っていた。

そのため自然観察の森はやめて、どうしようかなーとバス停で考えていたら、音楽祭に行くという5人くらいのグループに出会った。みんなそれぞれ違うところから来たようだ。僕は音楽祭は明神崎でやってるのはなんとなく知っていたけど、どんな内容かは知らなかったしあまり興味なかった。しかし行こうぜと誘われたので、ついて行くことにした。で、ちょっとあれして、会場に入る。会場はステージ周辺の木々の間や浜辺などにそれぞれテントを張って、泊り込みでダンス、トランス、アンビエントあたりの音楽で踊る、かなりヒッピーでレイブな空間で、もっときちっとしてるのかと思っていたので、その異世界ぶりに驚愕。なんかあれだ、ヒゲもじゃで上半身裸でタトゥーって感じの野生の人が野性の空間にいるので、印象としてはつまり、野生そのものなんだよね。きっとみんな葉っぱ吸ってんだろうな。ある意味自由ってこういうことなのかな。僕はおそらく世間の秩序というものに縛られまくってるんだろうな。そんな感想。
あとで会社の同僚に「やべぇ空間見た」って言ったら「ウッドストックはもっとやべぇ」って言われた。ぎゃふん。

音楽祭会場を見物したあとは路線バスで一旦奄美空港へ立ち寄り(奄美空港がバスの乗り換えポイントでもある)。おみやげなどを物色。改めてバスで太陽が丘テントサイトに戻る。
今回奄美南部には行かなかったね。いつか次回行くときは南部も行ってみたい。

19時ころ、屋台でなんこつカレー(鶏のから揚げつき)とフライドポテトを夕食とする。屋台で何か食べる限り、常にオイリーなんだよね・・・。さすがに嫌気さす。でも近くにスーパー・コンビニ等がないから仕方あるまい。
テントで荷物をまとめる。
21時 同じ帰りのコースの人一同、バスでテントサイトを後にする。
 ↓(送迎バス)
22時ころ名瀬港着
23時ころ鹿児島行きフェリー、名瀬港を出港

遠ざかっていく奄美の街の光。
「お世話になりました。またいつか。」

フェリー内 泊

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