2012-01-18

4G (LTE) の行方

CES のニュースを見ても LTE 対応のスマートフォンが当たり前になってきているようですね。また次期 iPad 3 / iPhone 5 に LTE 搭載のウワサもあることから、携帯の 4G はほぼ LTE が主役になってきている感があります。

LTE にしても、周波数分割多重(FDD)方式であれば先行する Docomo が笑顔になり、時分割多重(TDD)方式であれば TD-LTE(AXGP)サービスを開始する Softbank が笑顔になるかもしれません。ただ FDD も TDD もほぼ同じ仕様らしいので、デバイスとしては両対応になるかもしれませんね。

「TD-LTEがメイン」と語る、ソフトバンク松本徹三氏インタビュー - ASCII

また個人的には、公式テザリングの行方に興味があります。
コンピュータが小型化している今日、仕事場などを除き、家にパソコンを据え置く事が少数派になるかもしれません。そして光回線なみに速い 4G ケータイが手元にあるとします(Softbank 4G の下り最大110Mbps)。そしたら、光回線に毎月5、6千円、ケータイも最低5、6千円払うのはスマートじゃない、という価値観が生まれるんじゃないかと思います。多少高くなってもいいから(例えば7、8千円)、テザリングによって1本化したいと。

もしこの機運が高まると、長らく続いた有線接続時代は、完全に消滅することになります。

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