2008-10-23

fring (iPhone App)

「iPhone 3G」専用のメールサービス「Eメール (i)」のメールフィルター対応および文字コード「UTF-8」対応について - KDDI

au のメールフィルターも iPhone メール(i.softbank.jp)に対応です。
UTF-8 対応は、iPhone 送信 → au 返信 → iPhone 受信で文字化け(純正メールappで)がたまに起こるんだけど、解決になるんだろうか? いや、解決すると願う。



さて本題は「fring」。Skype、MSNなど主要なメッセンジャー/VoIPソフトのアカウントを集約し、統合コンタクトリストを表示、チャットや通話が可能なサービス。いろんなプラットフォーム用があり、その iPhone 版。
通話は Wi-Fi 専用(そりゃそうだ、3Gで使えちゃったらみんなこれ使うだろうし)、チャットも試験したところ3G経由だと一方通行になったりと何か変だったので、どうやら Wi-Fi 環境下を前提に設計されているみたい。

使ってみて確かに便利。でもね、複数のアプリを同時に起動できないという iPhone アプリの構造上の制約によって利便性が著しく低下せざるを得ません。
fring するとき。それはメールやブラウズができないことを意味します。メールやブラウズするとき。それは fring アプリを終了することを意味します。歯がゆいですね。
でも例えば、会社でスタンバってる Skype のPCあてにちょっとコールしたりメッセしたりというような発信重視の使い方ならいいかも。

あと Skype サービス経由におけるセキュリティはどんなもんか個人的に興味があって、fring のサポートに問い合わせてみました。Skype の通話やチャットは end-to-end で暗号化されることがセールスポイントとなっているのでその点期待したのですが、「fring does not encrypt skype messages or voice calls.」との回答で残念。
詳しいことはわからないけど、fring は単に各サービスのゲートウェイとして働いているので、この図でいうところの API server 以降の Skype の経路はもしかしたら暗号化されているかもしれない。が、しかし fring サービス自体は暗号化しないので、端末-fringサーバ間は平で流れ、end-to-end とはいえないのではないかと考えられます。

#検閲システムが入ってる某N局のような企業LANで使うとき不安なんだよね。自分の身は自分で守りたい。
(SNSサイトとか開こうとすると警告出るんだぜー。やばくね。まぁそれくらいしないと不祥事減らないよね。オフトピ)

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