2009-03-18

坂本龍一ツアー初日

住んでるところのかなり近くに「清戸道」の案内板を発見しまして。江戸時代に清瀬から江戸まで繋がってた古道だといいます。練馬付近では、ほぼ新目白通りと同じ道。練馬大根などを運んで江戸に売りに行ったんでしょうか。
いやー、8年住んでて今まで気づかんかった。前にも書いた記憶があるけど、やはり「裏道の裏道は未知」ですね。つまり、ごく近くに位置しているにもかかわらず、行ったことのない場所って結構あるんですよね。

さて今日は Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009 の初日に行ってきました。

僕などの未熟者には評価とかなんてとても恐れ多いのですが、
なんだか「サウンドの実験」というフィールドに回帰してきた様な印象、または(あえて英字で)「Zenな感じ」でした。Zen ってなんかチープなイメージがあるので怒られそうですが。再解釈・再構築された禅みたいな。スチールと氷のワビサビみたいな。

オモシロイベントがありましたね!
事前に分かってたら、ちゃんとしたの持っていったのに。
一体何かって、ネタバレになるから書かないけど。

しかし今回、全公演の収録音源を iTunes で最短24時間後に販売とのこと。ってことはもう、ネタバレ必至ってことじゃないですか。なんとまあ。
もし配信内容にオモシロイベントについてネタばれちゃってるようであれば、僕もイベントについて追記する形にしたいと思います。これから行く人は見ないでね。

会場にお子さんを連れた夫婦が来ていましてね。案の定お子さんはぐずってしまい、途中退場せざるを得ない状況となったのですが、僕は、それについてイヤだな、うるさいなとは思いませんでした。教授もニュースレターの中で意見表明していたことがあったのですが、僕も、その子どもの発する声を意外にも環境音として聴けました。多分コンサートの前半(out of noiseからの曲)でピアノが極限までドライだったせいでしょうか、子どもの高い声がわりとウェットに聴こえて、そんなに苦じゃなかったんです。

で、その家族ですが、帰りに同じ電車に乗り合わせまして、どちらから来られたんだろうと思っていたら、僕と同じ駅で降りました。僕はよほど声を掛けたかったのですが、シャイなので掛けられませんでした。。すごく幸せそうな家族でした。あ、絶対いい人たちだ!って感じ。

もしも奇跡的にこのエントリーをご覧になっていたならば。
いやー、大変でしたね! でも僕は本当に何とも思わなかったですよ。しかし思い切りましたね! これからもコンサート連れてってあげてください。久石譲とか、いいですよ。心の中でこっそり応援してます!

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